歯科コラム

治療完了したインプラントがぐらついてしまう原因は?対処法はある?

2018.11.15
せっかくインプラントを施して治療したのに、歯がぐらついてしまうことがあります。インプラントのぐらつきの原因とは何なのでしょうか?そして、対処法はあるのでしょうか。
もちろん、ぐらついたインプラントを治療することは可能です。
今回は、インプラントのぐらつきに悩む方のために、ぐらつきの原因と対処法についてお話ししたいと思います。

治療したはずのインプラントがぐらつく原因とは?

インプラントの埋入

治療したはずのインプラントがぐらつく原因とは何なのでしょうか?ぐらつきの原因はいくつかありますが、正しく原因を特定することはその後の治療のためにもとても重要です。
ここで挙げたぐらつきの原因の中に、ご自身のケースに当てはまることは無いか確認してみてください。

ドリルで穴をあける際に摩擦熱でオーバーヒートが起きた


インプラント治療をする際にドリルであごの骨に穴をあけますが、この時、摩擦熱が発生しオーバーヒートすることがあります。そして、骨が火傷を負ったような状態になり、インプラントと骨が上手く結合しないということも起こります。

これは、インプラント治療完了直後にぐらつきが起こった場合の原因として、考えられることです。

インプラントの埋入位置や角度が合っていなかった


インプラントを埋入する際に埋入位置や角度が合っていないと、ぐらつきが起こることがあります。正しく計画通りに埋入されれば問題ありませんが、埋入時の手順や操作に不手際があると、このようなことが起こります。
これも、治療直後にぐらつく際の原因として考えられることです。

ネジのゆるみや破損、セメントの劣化


インプラントのアバットメントを付けているネジが、使用している間にゆるんだり破損したりすることがあります。また、セメント部分が劣化することも考えられます。
このように、インプラントをしっかり固定しているはず部分にゆるみや破損が起こることで、インプラントがぐらついてしまうことがあります。

歯ぎしりや食いしばりなどによって顎の骨が変形した


普段から歯ぎしりを頻繁にしたり、強く歯を食いしばったりする癖がある人は、顎の骨が変形することがあります。常にインプラントに負荷がかかることで顎の骨が変形し、骨の形とインプラントが合わなくなることでぐらつきが生じるのです。

インプラント周囲炎が起きた


インプラントの周囲の組織に最近が入り込むことで歯茎に炎症が起きると、インプラントのぐらつきが生じることがあります。
不衛生な環境でインプラントの埋入を行い感染したケースや、インプラント後に歯磨きが不十分で口内環境が不衛生だった場合などに、インプラント周囲炎が起きます。

喫煙による血管の収縮


喫煙により欠陥が収縮することで、インプラント埋入部分に十分に血液や酸素が行き渡らなくなることがあります。すると、術後の癒着が進み、骨の結合の阻害、インプラント周囲炎のリスクの高まりなどが起こり、ぐらつきが起きやすくなります。

外部から強い衝撃を受けた


転んで顎を強打した、事故に遭ったなど、外部からインプラント埋入部分に強い衝撃を受けることでも、インプラントのぐらつきが起きます。
ぐらつきが起きる前に転んだり事故に遭ったりして強い衝撃を受けたことがある場合、それが原因と考えられます。

ぐらついたインプラントを治す対処法とは?

歯科医に相談する男性

インプラントのぐらつきには様々な原因がありましたが、どうすればぐらつきを治すことができるのでしょうか?
インプラントのぐらつきを治す対処法について、お話ししたいと思います。

すぐに歯科で受診を


インプラントのぐらつきを自分で治すことはできませんから、すぐにかかりつけの歯医者さんで受診しましょう。
その際には、次のような情報を医師に伝えると、スムーズに治療が進みます。

「いつ頃からぐらつき始めたか?」
 治療直後か、治療後しばらく経ってからなのか

「ぐらつき始めた頃に何か変わったことはなかったか?」
 事故に遭って顎を強打した、普段から歯ぎしりすることが多いなど

「普段の食事や喫煙頻度、歯磨きの方法などはどうしているか」
 乱れた食生活や過度の喫煙を行っていないか、歯磨きは正しく毎日行っているかなど

特に、ぐらつき始めた時期については、なるべく正確に医師に伝えましょう。
そうすることで、ぐらつきの原因を特定しやすく治療がスムーズに進みます。
原因がわからないと、治療してもまたぐらつきが起こってしまうかもしれません。ぐらつきの原因を特定すれば、正しい対処をすることでぐらつきが起きにくくなるのです。
ですから、歯科を受信する前に、上記のことをまとめておくと治療がスムーズです。

受診まで時間がある場合の注意点


歯科の受診を予約したが受診までに日が空いてしまう、仕事が忙しくてなかなか受信できないなど、すぐに治療を受けられないこともあるかもしれません。
そんな時には、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?

まず、ぐらついた部分には極力触らないのが鉄則です。
注意したいのが、硬い食べ物を食べてしまってさらにぐらつかせてしまうことです。治療が完了するまでは、食べ物に注意してください。
そして、細菌に感染しないように、優しく歯磨きをして清潔に保つのも大事なことです。
それ以上ぐらつきがひどくならないように、また、清潔な状態を保つことが何より重要です。

ぐらついたインプラントに対して絶対にやってはいけないこと!

硬いせんべいを食べる男性

ぐらついたインプラントに対して、絶対にやってはいけないこととはどのようなことなのでしょうか?
治療を待つ間に絶対にやってはいけないことを、ご説明します。

ぐらついた部分をいじってさらにぐらつかせてしまう


ぐらついた部分が気になるからと言って指や舌でいじることで、さらにぐらつきがひどくなることがあります。ぐらついた部分をいじり過ぎると、インプラントを埋入した穴が広がったり、炎症がひどくなったりするかもしれません。
治療が終わるまで、極力いじらずそっとしておきましょう。

歯磨きを怠って不衛生な状態にする


ぐらついた部分はいじらない方が良いのですが、かといってお手入れを怠るのも良くありません。歯磨きをしないとインプラントが不衛生になり、細菌に感染する恐れがあります。
もともと炎症が起こっていた場合さらに炎症がひどくなりますし、炎症が起こっていないのに細菌によってインプラント周囲炎が併発してしまうかもしれません。

変にいじるのは良くありませんが、優しく丁寧に歯磨きをすることはとても大事です。

硬い食べ物を食べる


インプラントがぐらついた人がやってしまいがちなこととして、硬い食べ物を食べてしまってぐらつきをひどくしてしまうということがあります。煎餅や硬いフランスパンなどをいつも通り意識せずに食べてしまうことで、インプラントのぐらつきがひどくなることがあります。

極力ぐらつきを避けるために、治療が完了するまでは硬い食べ物を控えましょう。

自分で接着剤などを使って固定する


絶対にやってはいけないのが、自分で瞬間接着剤などを使ってインプラントを固定してしまうということです。
これは危険な行為ですので、絶対にやらないでください。
細菌や雑菌を接着剤で閉じ込めてしまうことになり、インプラント周囲炎を起こしてしまうこともあります。さらに、治療時に接着剤をはがす手間が増えてしまいます。
インプラントの治療は自分でできるものではありませんから、医師に治療を任せて余計なことはしないようにしましょう。かえって、ぐらつきを悪化させるどころか、健康な歯や歯茎を傷つけてしまうかもしれません。

 

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