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歯周病は歯を抜いたら治る?! 歯周病の抜歯基準と根本的治療を考える

抜歯する一番の要因「歯周病」。歯を抜くしか無くなってしまう程、進行した歯周病とはどのような症状なのでしょうか。また、抜歯基準はあるのでしょうか。そして、抜歯せずに治療することは可能なのでしょうか。歯周病から抜歯になってしまうケースのさまざまな疑問を詳しく解説します。

抜歯の一番の原因は歯周病

抜歯の一番の原因は歯周病

歯を失う2大要因とされる虫歯と歯周病ですが、最近では虫歯予防も浸透し始めたこともあり、歯周病によって歯を失う人の方が、虫歯で歯を無くす人を上回っています。
抜歯原因第一位である「歯周病」について解説します。

歯周病とは?

歯磨きの磨き残しや、歯磨き自体を怠ってしまうなど、歯と歯ぐきの境目に長期間歯垢や歯石が沈着した状態が続くと、その中を宿巣としている歯周病菌が出す毒素によって歯茎が炎症を起こします。初期は痛みや出血等の自覚症状が無く、気づかないうちに進行してしまうことが多いのです。そして歯ぐきの腫れや出血が続き、歯を支えている「歯槽骨」という顎の骨が溶けるため、歯を支えることができなくなり歯の脱落につながってしまいます。

歯を失う原因は歯周病の方が高かった!

歯がなくなる原因として、「虫歯」「歯周病」どちらが多いと思いますか?虫歯のほうが聞きなれた歯の病気に感じますが、実は虫歯が32%、歯周病は41%と、歯周病で歯をなくす人のほうが多くなっています。
また、歯周病を進行させる因子が多い人ほど、歯周病の進行が早かったり治りにくい傾向にあるので注意が必要です。

歯周病が進行しやすくなる要因とは

・歯磨き効率が悪いと、歯垢や歯石を住処として歯周病菌が増殖
・喫煙をしている、不規則な生活、ストレスを抱えやすいなどの生活習慣
・老化や遺伝なども進行しやすくなる要因のひとつ
・糖尿病や骨粗しょう症などの持病をお持ちの方

さまざまな要因が歯周病を増長する要因になりますので、歯磨きだけでなく生活習慣や全身の健康も見直し予防することが大切です。

歯周病で抜歯する基準とは

歯周病になったからといって、全ての症例が抜歯になるわけではありません。歯周病が進行する過程では、さまざまな症状を起こします。では、どのくらい症状が重くなった場合に保存が難しいと判断され、抜歯することになるのでしょうか。

明確な抜歯基準はある?

歯周病の度合いを決定するための指標はさまざまで、歯周ポケットの深さ、歯の揺れ具合、歯槽骨の状態などを総合的に診て、歯を残すことができるか歯科医師が判断します。また、患者様の歯周組織や健康状態も考慮しなければなりません。ですから、明確な抜歯の基準があるというわけではありません。
たとえば、重度であっても患者様のコンディションやモチベーションによっては抜歯せずに温存治療を長年続けていくこともあれば、中度でも症状の改善が難しいであろう状況の場合は抜歯することもあるのです。

明らかに抜歯が必要と判断されるケースとは

どんなに頑張って治療をしても、歯周病により歯を温存できなくなることで抜歯しなければならないケースがあります。

■歯を支える骨が3分の2以上溶けていたら抜歯

顎の骨の歯を支える部分を「歯槽骨」といいます。この骨が歯周病によって3分の2以上溶けている場合、どんなに歯茎の治療を施しある程度改善したとしても歯がグラグラして噛み合わせることができなくなります。歯が揺れれば、」食事の際に噛むこともできませんし、歯茎が痛くて噛めないといった症状も起こります。このような症状が出ている場合はすでに手遅れの場合が多く、歯を無理に残すことのリスクの大きさを考えると抜歯せざるを得ないという判断になります。

歯周病が治る方法はある?

歯周病が治る方法はある?

歯周病は罹ってしまうと全て抜歯することになる病気なのでしょうか?いいえ、歯周病も段階があり、症状によって治療の方法やタイミングがあります。安易に自己判断せず、気になる症状があれば早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

歯周病で悪くなった歯を抜歯すれば治るのでは?

■抜歯は最終手段の治療方法です

歯周病が原因で歯茎の痛みや出血、時には排膿でお困りの場合、「悪い原因は抜歯すれば治るのでは?」と思ってしまいます。
確かに原因は取り除かれますが、歯を失った後の不便さや、周辺の組織や残存歯の負担を考えると、歯科としてはできるだけ温存する方法を検討しご提案します。

■抜歯後は入れ歯の可能性もあります

抜歯後は喪失した部分を入れ歯にするか、両隣に残存歯がある場合はブリッジ、または保険適応外ですが、人工歯根を埋入しておこなうインプラント等で失った歯を補う治療が必要です。これである程度生活に支障のないようカバーできますが、天然の歯に勝る機能はありません。できれば早期発見・早期治療、また、できるだけ温存するための治療も頑張って進めることをおすすめします。

抜歯をせずに治す方法

歯周病になってしまった場合でも、抜歯せずに治せる時期やタイミングに合わせた対処法で、抜歯に至る症状になる前に治すことができるチャンスはあります!ただし、できるだけ早期に発見し、早期に治療開始したほうが、治療期間も短く予後の回復具合もよくなることが多いため、根気よく治療を続けていただきたいと思います。

■日々の生活習慣を整えましょう

先にご紹介したように、歯周病はお口の清掃状態や口内細菌の環境が悪くなったために発症します。日々の生活習慣の中でまずは「歯磨き」を見直しましょう。また、歯周病菌が住処としている歯垢や歯石の沈着を減らすためには、効率よい清掃だけでなく、食べ物の工夫や、体調管理も大切です。
バランスの良い食事や適度な運動をすることで、健康状態が良好であると、お口の環境も良くなり、歯周病の進行リスクも低くなるでしょう。

■歯周病の疑いがあればすぐ歯科を受診しましょう

歯周病は初期段階の歯肉炎であれば、適切な歯磨きをおこなうことで改善もみられます。しかし悪化して炎症が歯を支えている骨周辺の組織にまで波及してしまいます。歯科ではすぐに抜歯するのではなく、歯周ポケットが4㎜以上になった状態でまだ歯を温存できる可能性がある場合は「歯周外科処置」をおこないます。できるだけ早く歯科を受診することで、少しでも抜歯のリスクを少なくする事ができます。

■根本的な歯周治療を受けましょう

従来の歯周病治療でおこなうSRP(歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去するクリーニング)は、細菌レベルでの治療に至らず、根本的な解決になりません。一旦症状が落ち着いても、再発し通院を繰り返す方もいらっしゃいます。
当院では「根本的歯周治療」を掲げ、再発の無い歯周病治療をおこなっています。専門スキルを取得した歯科衛生士が担当し、まずご自身の口内細菌を数値化。実際に治療前の細菌画像を見ていただきます。そして治療後との比較をおこない、この状態をキープするための意識改革までおこないます。多くの患者様に歯周病に対する意識が変わり、生涯自分の歯で生活することへの高いモチベーションを持っていただいています!

まとめ

厚生労働省も掲げている「80歳になっても20本の歯を残す」という8020(ハチマルニイマル)運動は、歯周病の根本的治療なしでは無し得ない目標です。抜歯して入れ歯を入れればよいと考える方もいらっしゃるでしょうが、入れ歯やブリッジ、機能性の高いインプラントであっても、天然歯の機能性に勝るものはありません。できるだけ抜歯せずに済むよう、歯周病治療に根気よく取り組み、患者様ご自身の歯でいつまでもおいしく食事ができることを願っています。


吹田市や豊中市、江坂駅近隣の歯医者はたくさんございますが、豊中市、吹田市、江坂近辺で歯の治療のことなら、技術や治療機器、滅菌など患者さんに寄り添った治療環境を提供する江坂駅徒歩2分の安岡デンタルオフィスへお問い合わせ下さい。

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2019.01.7
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