安岡デンタルオフィスについて

虫歯予防に効果はある?!
フッ素の有効性と危険性

虫歯予防の方法といえば、歯磨きと同じように周知されているのが「フッ素」ではないでしょうか?今や小児の虫歯予防には欠かせない虫歯予防法としてよく聞かれます。そこで今回はフッ素にどのような方法や効果があり虫歯予防につながるのか、またフッ素の安全性などもご紹介します。フッ素について正しい知識を持ち、虫歯予防にぜひお役立てください。

フッ素は虫歯予防になる?

フッ素で虫歯予防した強くてきれいな歯

フッ素は虫歯予防に関してとても予防効果の高い成分としておすすめの成分です。現在、世界150以上の保険関連の団体によって、フッ素の安全性や効果に基づき推奨しています。
日本でも厚生労働省をはじめ、日本歯科医学会、日本口腔衛生学会、日本歯科医師会といったさまざまな団体で虫歯予防のためにフッ素を推奨しているのです。
50年以上の長きに渡り、歯科医院でのフッ素塗布をはじめ歯磨き剤や洗口液にも用いられています。そこでまず、フッ素の持つ虫歯予防に関する効果的な作用をご紹介します。

抗菌、抗酵素作用がある

歯は、お口の中に常在している虫歯の原因菌が造り出す酸によって溶けて虫歯になります。フッ素には、この虫歯原因菌の働きを抑制する働きがあります。これにより抗酵素作用が高まり、お口の中を早く中和することに繋がるため、歯が溶けにくくなります。また、フッ素自体に抗菌作用があり、プラークコントロールに一役買っているのです。

耐酸性、結晶性が向上する

歯の表面をコーティングしている「エナメル質」はエナメル小柱という細かい柱の集合体で構成されています。生えてすぐの歯や乳歯は特に、この結晶性が粗く酸に弱い特徴があります。フッ素を塗布すると結晶構造が密になり、フルオロアパタイトという安定した状態になります。通常よりもさらに硬く酸に溶けにくいエナメル質となり、虫歯になりにくくなるのです。

再石灰化を促進する

食事をすると歯の表面が酸によってリンやカルシウムが溶けだして粗造になります。唾液の成分の働きによって徐々に元に戻ろうとしますが、追い付かないと溶け続けて虫歯になってしまうのです。フッ素塗布をすることにより、溶出面に不足しているリンやカルシウムを摂り込み再石灰化を促進し、初期虫歯の修復や虫歯予防に効果を発揮します。

大人にも効果はある?

フッ素といえば子供の虫歯予防薬のイメージがありますが、大人が使用しても歯への有効作用は同じ。歯の表面を保護する作用で、加齢による歯の表面を保護し、虫歯予防を始め色素沈着予防にもつながります。

フッ素で虫歯予防がしたいなら

フッ素入り歯磨き剤と歯ブラシ

フッ素で虫歯予防をするためには、いくつかの方法があります。それぞれに特徴や効果の違いもあります。また、同じフッ素ですが作用の方法が違うため、組み合わせることによってより効果がアップしますので、ぜひ参考にご覧ください。

歯科でフッ素を塗ってもらう

歯科医院で歯科医師や歯科衛生士といったプロからフッ素を塗ってもらいます。歯面に直接高濃度のフッ素を作用させることができるため、とても効果的に作用させることができます。乳歯や永久歯の生え始めの時期は、年に3~4回定期的な塗布をおこなうと高い虫歯予防効果が得られます。

家庭や学校でのフッ素うがい

歯の表面全体にフッ素イオンを摂り込むことを目的としたうがい法です。安全面を考慮しフッ素濃度は低いため、毎日おこなうことで虫歯予防につながります。集団応用であれば個人でおこなうよりも毎日継続できる割合が高く、より高い効果が期待できることから、全国でもフッ素うがいを導入する幼稚園や小学校が増えてきています。

フッ素入り歯磨き剤

ご家庭で毎日何気なくおこなっている歯磨きの際に自然とフッ素を摂り込むことができる方法です。最近では練り歯磨き剤のみならず、液体歯磨き剤やジェルタイプ、洗口液なども増えています。使用方法もさまざま。液体タイプは練り歯磨きよりも細かい隙間にも歯磨き剤が入りやすく、成分がより全体に届くことを目的としています。また、歯磨き後にフッ素入りジェルを再度歯ブラシで塗ったり、歯磨き後に洗口液でうがいしたりする方法など、成分をより歯面に浸透させ、虫歯予防効果を高めます。

虫歯予防のフッ素に危険性はないの?

フッ素・フッ化物でうがいをする女性

フッ素は身体に良くないという説をよく耳にします。虫歯予防効果は高くても、フッ素は身体にとって危険なものなのでしょうか?

フッ素は危険な成分なの?

フッ素は自然界や飲食物にもたくさん含まれるミネラル成分のひとつで、必須成分としている国もあります。ただし虫歯予防のために応用する場合には濃度が高くなるため、誤った用法・容量で使用すると害を生じることもあることを知っていただきたいと思います。
お薬も体重で容量が決められ、1日に飲む回数が決まっているのと同じです。もちろん、用法・容量を守って使用する場合には安全で効果的な成分で、危険性はありません。

どんなときに中毒が起こるのか

日本でのフッ化物使用については、厚生労働省によって定められたフッ素濃度に沿ってフッ化物が作られています。フッ素による急性中毒は一度に過剰摂取した場合に急性中毒を起こすとされており、症状としては悪心や嘔吐などがあります。

フッ化物による急性中毒量の考え方

中毒量は体重によって見込み中毒量を算定します。体重1kgあたりフッ素量2㎎(フッ化ナトリウムで3.7㎎)とされています。
<例>
※標準体重20kg(5~6歳児)の場合…急性中毒量は40mg
●フッ素うがい毎日法(フッ素濃度225ppm):うがい液180ml(約18回分に相当)
●フッ素うがい週1回法(フッ素濃度900ppm):うがい液45ml(約4.5回分に相当)
これまで実際に誤飲による事故は発生しておりませんが、もっと体重の軽い乳幼児が原液を誤って飲んでしまうような危険性が無いように、自宅での管理法に気を付けましょう。

慢性中毒とは

慢性中毒とは、気づかないうちにフッ素の影響を受けた症状が見られる場合をいいます。
症例として「斑状歯」、「骨硬化症」などが挙げられます。永久歯が歯ぐきの中で形成されている時期に2ppm以上のフッ素を含んだ飲料水を継続的に飲み、歯の表面のエナメル質の状態が弱く形成されて生えてくる「エナメル質形成不全」。また、8ppm以上のフッ素を含んだ飲料水を20年以上飲んだ場合、大人の約10~15%に軽度の骨硬化症が発祥するともされています。日本では飲料水の中にフッ素を入れている自治体はありません。

フッ素塗布で高濃度のフッ素が口内に残留するのは問題ない?

歯科医院でフッ素塗布を受けた後は、余剰なフッ素は拭き取りますので、塗布したものが口内に残ったままになることはありません。また、自宅でおこなうフッ化物のうがい液や歯磨き剤で残留する量もごくわずかです。
●フッ化物うがい毎日法(フッ素濃度225ppm)で0.5㎎以下
●フッ化物うがい週1回法(フッ素濃度900ppm)で1.5mg以下
残留したとしても口内にのみわずかな量です。飲み込んでしまうわけではありませんので、慢性中毒の危険性はありません。

まとめ

フッ素は虫歯予防にとって良い効果をもたらす成分です。特に歯磨きを嫌がる乳幼児期は歯質も幼弱ですから、フッ素の予防効果がとても有効的に働きます。お薬と同じように考えてみてください。一度に過剰摂取すれば体に中毒症状を起こす危険性も考えられますが、用法・容量を守って使用すれば危険なことはなく、身体に良い効果をもたらしてくれますよね。また、身体に吸収されたフッ素は大人で90%以上、子どもで60~70%は代謝によって尿によって対外へ排出されますので、安心してお使いいただける成分です。
是非虫歯予防に活用してくださいね。

安岡デンタルオフィスでは、虫歯予防のフッ素塗布の他にも、予防歯科治療を積極的に行っています。診療のご予約はこちら! ≫


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